バリニーズシルバーって何?

バリ島の銀細工と技術継承

バリ島のシルバーと言えば、銀線をペンチで曲げ、様々な大きさの銀の粒で模様を描く、この銀線細工。

点と線で作り出される緻密な模様が特徴の銀線細工は、機械が普及していなかった時代、すべての行程を手作業で行うしかなかったバリ島で生み出されてきたシルバーのスタイル。

 世界中に銀線細工はありますが、文明の進歩とともに、機械やワックスで作るシルバーが台頭し、制作に時間と手間のかかる銀線細工の存在は、だんだんモダンなシルバーに取って代わられてきました。それでもバリ島の銀線細工は、今なお、宗教・文化的背景とともに、根強く愛されています。

 

私たちの工房では、2005年から作り続けているシルバー細工ですが、実感として感じているのが職人不足です。現在は若い職人さんを中心に、この銀線細工を作らない、作れない人も増えています。というのも、このスタイルのシルバーは、すべて手作業のため、微妙な対称や曲げの角度など、熟練の技を要します。ちょっと誤差があると、左右対称に見えなくなってしまう。さらに、制作するにはモダンでシンプルなアクセサリーの何倍もの時間と根気が必要、となれば、職人たちに敬遠されるのも、頷けます。

 

 もっとバリの銀線細工を紹介することで、職人さんたちにも、この技法を使って作り続けたいと思ってほしいと、私は考えています。

 手仕事感と、匠の技が見える、バリニーズシルバー。

私たちサヤンジュエリーは、バリ島に昔から伝わる伝統的なシルバーの加工技術と、バリ島ならではのモチーフを取り入れた、ほかにないアクセサリーを、日々職人さんたちと作っております。

神々の島の伝統的なモチーフ

 伝統的なバリのモチーフは、神々の島バリらしい、エスニックでデコラティブでいて、重厚なイメージ。伝統の深さ、厚みを感じる模様です。

 このバリモチーフをいとも簡単に紙の上に描き出していく、バリの人々。生活のいたるところに散りばめられたバリモチーフは、彼らの潜在意識の中にしっかりと根付いているのでしょう。もともと、宗教具として需要も高かったバリシルバー。

 Sayangのジュエリーも、もともとバリで愛されてきたバリモチーフを取り入れています。

 バリニーズシルバーの基本技法である、銀線細工は、銀線と銀の粒を組み合わせてモチーフを描き出す、点と線のアートワーク。

 制限された表現の中で、模様を描いていくのは、とても楽しい作業です。バリの昔からのモチーフや、建築物、布、眼に映る全てのバリのものたちがインスピレーションを掻き立ててくれます。

 飛び込んできたバリのモチーフやエッセンスを元に、今自分がジュエリーとして欲しいもの、をデザインしています。

 バリ島のシルバーは、銀線細工を基本とした、とても繊細な細工が有名です。基本は、Bunと呼ばれる銀線と、Jawanと呼ばれる銀の粒を組み合わせて、模様を作ったり、宝石の周りを装飾したりしていきます。

 この銀の粒も、一つ一つのパーツも、全て手作業で作ります。一つのパフュームケースを作るのに、100個以上の全く形とサイズの違うパーツを使うのです。本当に根気のいる作業で、なおかつ美しい模様を描くためには、ミクロ単位でサイズ調整をします。小さなジュエリーですが、出来上がりの装飾は壮観です。

Silversmith 銀細工職人

 

シルバーを作る職人のことをシルバースミスと呼びます。Sayangのジュエリーを作っているのは、シルバーの村で有名な、バリ島はチュルク村出身の職人さんたち。村全体がシルバーを作る村に生まれて、小学生の頃から仕事を手伝っていた、たたき上げの職人さんたちばかりです。

 彼らの手の中から、硬い金属であるはずのシルバーが、しなやかに形を変え、美しい銀線細工として生まれていきます。

 こうして、丁寧に丁寧に作られるバリニーズシルバー。線と点で描かれる銀線細工の美しさの裏には、職人さんたちの集中力と忍耐力が隠れています。

 

 サヌールの工房併設ショップでは、いつでも、職人の制作風景をご見学いただけます。

またワークショップも開いています。

シルバーリングづくりやカップルでのペアリングづくりなど、バリ島での思い出にシルバー制作を体験いただけます。

©︎ CV. SAYANG BALI

Sayang Jewelry Sindhu Studio

サヤンジュエリー 工房併設ショップ

    JL.DanauTamblingan No.11B Sanur Bali Indonesia
    Open Everyday  9:00am-22:00pm Hindu & National holiday Closed

Sayang Balinese Silver Jewelry

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